cup of tea2号店の作り方

宿

ガス欠です

1年10ヶ月に及ぶ2号店の物件探しを終えた時点でガス欠です。

現在は概要設計を終え詳細設計中。ここから各部屋の仕様を落とし込み、施工業者に見積依頼を出して返ってきたら悲鳴を上げるというフェーズが待っていますが、ハコが完成しただけでは開業できません。

人の手配、備品の手配、PR・マーケティング、オペレーション整備、etc..
宿経営は総合格闘技と聞いたことがありますが、もう一度1号店開業までの工程を踏まなければいけないと思うと既にため息が・・。

比較的時間に余裕がある今だからこそ、2号店をどう作っていくのか、改めて考えてみたい。

2号店はどう作る?

もう 自分の手から離そう。 
色んな人混ぜ込んで その人たちに任せてみよう。

自己満足ではなく宿という事業を①cup of tea x 地場産業、②cup of tea x 地元民の角度で何か活用できないか考えると、新しい仕掛けが浮かんできました。

こうなったら色んな人を巻き込んで、どんな化学反応が起こるのか見てみよう。
宿を多くの人に”利用”してもらい、関わる全ての人にとってのcup of teaにしたいなと。

cup of tea x 地場産業

宿ってゲストが1泊するだけでも10時間以上、2泊・3泊なんてしたらもっと長い時間を過ごす場所です。観光客を無条件に拘束できる場所と捉えると、この記事にもある通り、メディア・販促ツールとして大いに価値発揮できるのが宿だと思う;

「泊まる」から「過ごす」へ、ホテルは人が集うアナログなメディア | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
いま、ホテルが、「泊まる」場所から「過ごす」場所に進化して人気を集めています。元々、一歩足を踏み入れるだけで、非日常を味わえるのがホテルの魅力ですが、インテリアや設備などで「世界観」を打ち出しやすいという点から、人の集うアナログな「メディア...

宿 x 地場産業でいうと東京上野にあるノーガホテルがあげられたり、地域色を出すために多くの宿が試行錯誤してますが、大半はアメニティ・調度品で地場産業の品を使う&その品を実際に買えるくらい。

僕らはもう少し踏み込みたい

この宿 x 地場産業の仕掛けによって観光ブームの恩恵を享受する人をどう増やせるか?って最近ずっと考えてますが難しい・・。ゴールが「BUY」だとすると、ホテルでの宿泊体験が本当にそれにつながるのか?またはBUYを後押しできるのか?というのは、ほんっとに難しいのだけど、チャレンジする価値はあると思う。だって”観光ブーム”の甘い汁吸ってるのが宿・飲食・土産物屋だけって面白くないじゃないですか。皆で便乗しましょうよ。

イメージに近いのはMUJI HOTEL。ここに小規模ホテルだからこそできる軽いフットワークを併せ持ったサービスを加えて提供できれば良いなと考えています。
この取り組みがうまくいけば地場産業と観光産業の距離が縮まり、宿はコンセプトがよりシャープに尖って、ゲストにとっても新たな高山を体験する機会となる・・

三方よし!

とは言え地元の人間だからこそ、似たようなコンセプトの中でずば抜けて尖ったものに仕上げないと意味がないし、一緒に宿を作って頂くからにはメリットを形にしないと意味がない、と言うのはプレッシャーですがやりがいに繋がりますね!

では「cup of tea x 人」って言う角度からは何ができるだろう?はまた別の機会に

中村匠郎ニュースレター

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