cup of tea2号店の作り方(cup of tea x 人)

まちづくり

人材不足なこの時代に

人少ない。 人いない。

地方には人がいない ホントにいない と 言われている。

地元のフリーペーパーは宿泊施設・コンビニの求人で埋め尽くされており、地方の現実をまざまざと見せつけられております。そんな時に宿を新規開業するとなると、ハコだのオペレーションだの言うより何よりも「人どうすんの?できんの?」って問題に対応することが実は一番大切。

今から「2020年春開業!宿スタッフ募集!!」と求人出してもなんの意味もない訳で。。
はて どうしよう と。

cup of teaに必要な人々は?

宿界のトレンドとして変なホテルに代表される無人化・省人化の宿ですがコミュニケーションを売りにしたいcup of teaでは接客に生身の人間をおきたい。

バックオフィス業務は1号店と集約できるので問題ないとすると、cup of teaの課題は①接客の神と、これまた宿において重要でかつシステム化/集約化が不可能な②清掃を手伝ってもらえるまとまった人数の方々となります。なので、ざっくりと宿スタッフ募集!ではなくて、地方においても、いかにこの①と②の仲間を効果的に誘えるかを考えてる最中でありまして。

そこで閃きましたのが保育園にお子さんを預ける前のママ達

ママさん達と地方でもできる新しい働き方の風を吹き込んでみたいなと。

ママさんはどうしたら働けるのか

ママさんに手伝ってもらうために まず考えなければいけないこと

お子。 

お子さんを身近において、必要に応じて仕事とお世話を行き来することができ、かつ短時間だけ働くことができれば、負荷少なくお小遣い程度の臨時収入が得られるのではないか。

と言うことで、2号店にはキッズスペースを設けることにしました。半分はゲストのため、もう半分は働いてくれるかもしれないママさんのため。

じゃー沢山のママさん達に声かけねばね!それぞれの事情を考慮してシフト組みも柔軟に対応しなきゃね!!となりますが、これってなかなか大変。

と言うことで、ママさんではなくママさん達を仲間にできないかと。
育児の息抜きに、旦那には渡さないお小遣いのために、皆でワイワイガヤガヤしながら働いて、子供はキッズスペースで遊んでる。約2時間の清掃業務の工程を整理して誰でも最初から戦力として参加できれば良いのかも。

検討しなきゃいけない課題は残ります。誰がお子さんを世話するの?流動性が高いママさんだけど?清掃以外でも特殊なスキルを持ったママさんがいたとしたら、他にどんな活躍ができるかな、etc.

一児の父とはいえ、一男の思いつきなのでブラッシュアップする必要はあるけれど、うまく実現できたら、可能性は広がるはず。

ママさんのその先に・・

このママさんグループで一つの業務を請け負うって仕組みをどう発展できるかって考えてましたら、シェアードサービスまたは地域内限定クラウドソーシングなんてできるのではと妄想しております。

どの企業でも必ず発生する定型的な間接業務を地元のママさんグループに外部化。
特別なスキルを持った地元のママさんがピンチヒッター的に地元企業の課題解決を支援。

ママさんの新しい働き方にフォーカスが自然と当たりそうな取組みですが、実はメリットってそこだけに限らないと思うんです。地元企業にとっても人手不足が解消されるだけでなく、自分たちの業務の見直しに迫られ、標準化・IT化が進められたり、費用の変動費化によって効率的な経営が実現するなんてことがあり得るのではないでしょうか?

知らんけど。

中村匠郎ニュースレター

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