地方都市における複業の可能性

その他

地方の人手不足解消に有効な手段として複業の可能性があるなと。
今回は実際にcup of teaで働いてくれている若者を例に、地方における複業の可能性を考えてみます。

S.Tくんの場合

27歳のT君。2018年夏からcup of teaで一緒に働いてくれています。
アメリカの大学留学経験ありの英語堪能・宿経験ありの接客の神ということで、実質彼がcup of teaを回してくれています。

そんな彼の複業は自動車部品の輸入事業。先日もヨーロッパに1週間の出張に出ていた彼。
実家が自動車修理屋ということもあり;

①英語 x 自動車の知識
②英語 x 英語での神接客

を仕事として掛け持つことでcup of teaの安月給には目を瞑って頑張ってくれています。
複業先の自動車部品の輸入事業は友人が新しく始めた事業であり、T君をシェアする形で運営をしています。

A.Kくんの場合

福岡からの移住者で28歳の自称デザイナーAくん(僕はまだ認めてない)。彼は2016年僕が帰省してすぐに出会い、「夏には開業するからさっ!」と初対面で半ば無理やりcup of teaへ誘い込み今に至る間柄。(結果半年以上遅れ、多方面に迷惑をかけましたが・・)

そんな彼の複業は:

①宿
②銭湯
③半弓道場
④デザイン
⑤新規事業開発

色々と突っ込みどころがありますが、なんと5つの仕事をかけもっています。複業してる彼の強みは「日本人への神接客」と「フットワーク軽く手が動かせる現場力」とでも言いましょうか。

日本人への接客神 x フットワーク軽く手が動かせる現場力

を掛け合わせたら5つも掛け持つはめになりました。

複業のメリットは?

雇用主の負担軽減

1人の人材を1人分抱える。

これ、僕みたいな弱小事業者には相当負担が重いのが本音です。。早く事業を大きくして、余裕をもって給料も十分に支払うことができれば良いのですが、小さな宿1軒だけでは、そんな体力も恥ずかしながらになく。。
中小事業者の中には、似た状況にある方は多いのではないでしょうか?

体力的なことが原因のこともあれば、ピンポイントでこの部分を定期的に助けてもらえればなぁーなんて雇用主にも人材をシェアする仕組みはきっとニーズがあるはず。

時間・スキルの有効活用

働く側にとっても複数の仕事も掛け持つメリットはあるのかなと。

単純作業の繰り返しが多い宿でだけ働いてると、気が滅入ってくると思うんです。
アイドリング時間の長さを利用して、別の仕事を行えば1時間あたりの給料を倍にするのも不可能ではない。自分のスキルを必要としている人が多くいるのであれば、その分収入源を増やすことができる。

自称デザイナーのA君は今は少ないかもだけど、もう少しスキルが付いて来れば得意なデザインで複数顧客と仕事をして、宿業での固定収入と合わせれば生活を安定させることができる(はず)。

宿は固定収入を稼ぐ場として、自身のスキルアップ機会を外で作り、得意なことで独立する機会を伺う。そんな働き方が宿では実現できるのではないかなと。

業務がシンプルな宿は複業に向いているし、負荷なく固定収入を稼ぐ先としては悪くない。

新規事業開発の可能性

経営者として考えてみても、複業してもらう人材が多ければ多いほどチャンスが広がると考えるのがこれ。

単純により多くの事業に関わる人間を知ってれば、そこからシナジーを創出する機会は増えるし、その分新規事業のタネも増える。

これまでの経験から異なるスキルを持つ者が3人いれば、大体の新規事業は開業までなら漕ぎ着けることができる。そこから安定して運用させるたりスケールさせる為には異なるスキルが必要なのだろうけど、まずは形にするってとこに関していえば、複業集団で十分ことが足りる。

ここでいう新規事業は小商いと呼ばれる程度の規模なので、ポシャったところで人生を脅かされるリスクに直面するほどの大ごとにはならないし、自分のスキルを活かして楽しみながら新しい仕事を創ることができるのではなかろうかと。

んでもって各事業間で顧客もスタッフも仕入もシェアすれば事業コストは低く抑えながらも、最低限の売上はあげられる仕組みが作れるのではないかなーと。

んでもってお風呂も夕飯も子供の送り迎えもシェアして、リビングコストも時間も分散させまくって皆が楽してベーシックインカムくらいは保証されているような仕組みができたら良いな〜なんて思っているのですがいかがでしょうか。なんとかしてください。

目標

複業の可能性は自分で体現しなければ説得力に欠けると思うので、まずは目標を立てる。

理想は月10万円稼げる仕事を10個作り、2-3年おきに3個前後を入れ替える。
こんな働き方ができたら、負荷をかけすぎることなく、飽きずに時代の変化に合わせた生き方ができるのではなかろうかと。

知らんけど。

コメント

  1. ゲストハウススタッフT より:

    地方都市のゲストハウススタッフです。
    ゲストハウススタッフの複業について、みなさんは何をされているのかな?と検索していてこちらに辿り着きました。
    どうにかしてください。
    知らんけど。
    分かりやすくオープンな内容とちょっと投げやりな締め言葉がくせになりそうです。
    今後も楽しみに見させて頂きます!
    知らんけど、笑

    • 中村 匠郎 中村 匠郎 より:

      コメントありがとうございます!

      宿泊業は複業に向いていますが、オーナー側、スタッフ側の双方で解決しないといけない問題はあるかと思います。
      でも地方都市では複業前提の人の方がニーズは高いし、諸所の問題に対する有効な解決手段になると1年半地方に根を張って確信しています!

      今後もお気軽にコメント頂いて、他の地方の情報とかも共有頂ければ幸いです!