宿開業までに乗り越えなければならない3つの山

宿

宿を開業するまでには3つの山がそびえ立つ、と言われています。
修行時代に言われてふふふーんっと思った程度でしたが、これが本当にあったんですよ。。

現在準備中の2号店でも順当に1つ目があり、先日2つ目をやっとこさ乗り越えました。

さて3つ目は現れるのでしょうか。
現れる。まだ見えないけれど何故か断言できる。

その対策というか、どこまで攻めることができるか今から考えております。

1つ目(物件探し→交渉→契約)

以前投稿した記事にも書いた、物件探しから契約締結までに1つ目の山がそびえ立ちます。

こうしてcup of tea 2号店は始まった(物件発掘 〜 契約まで)
cup of tea 2号店の不動産交渉成立までの顛末を書いてみました。 こうして振り返るといやはや色んなことを乗り越えてこの日を迎えたことが良くわかります。 でも 本当に大変なのはこれからなのですが・・。

開業場所は地元である高山市+cup of tea1号店 & 実家の銭湯近くという条件の時点でかなり限定されていましたが、奇跡的なタイミングで今回の物件に出会いました。

2号店の物件を探し始めてから2年半、2号店となる物件に出会ってから1年半。
いやはや時が経つのは早いものです。

この山を登り切るには「物件に巡り合う運」「大きく超える予算に対して首を縦にふる勇気」が必要です。

2つ目(見積依頼→見積回答受領→悲鳴)

さて、物件は見つかりました。
いよいよ楽しい時間の始まりです。

こんなこといいな できたらいいな
あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど
みんなみんなみんな 叶えてもらうためにエクセルでざっと100行の要望を建築家へパスします。

いやー楽しいっ。
ゲストのこと、掃除することを考えながら線の1本1本に意味を持たせていく。

業者(今回は5社)へ見積依頼を行い、2-3週間後に各社から1回目の回答を受領します。

ちーん。

今回は予算に対して60%オーバー。(1号店は250%オーバーでした)

このタイミングで2つ目の山が徐々にその勇姿を現します。

”なんだ60%か。全然余裕じゃん。”

いえいえ どうやら山の頂は雲で隠れていたようです。
2号店は予算が予算なので、%じゃなく絶対額がでけぇ・・。

ここからが本当の戦い。

まず片腕をもぐことを決意(大丈夫。利き腕が残ってる)
次に片足をもぐことを決意(大丈夫。ケンケンで走れる)
最後にもう片腕をもぐことを決意(大丈夫。口がある)
最後じゃなかったのでもう片足をもぐことを決意(大丈夫。。)
まだ最後じゃなかったので頭をもぐ決意(大丈夫。魂はまだ残ってる。)

今回は5回にわたる減額調整を経て、6回目の見積書でGOサインとなりました。

今回の登山は友人でもあるKraft Architectsの中村篤史くんと登っていたので、なんとか乗り越えることができました。というか、彼が僕をおんぶして登り切ってくれました、この場を借りてありがとう。。

この山を登り切るには「現実を正面から受け止めつつも夢を捨てない頑固さ(減額作業に心を折られない)」と「盲信して成功するイメージを膨らませたうえで収支をはじく根拠なき自信(増えた予算(借入返済)でも耐えられる利益を確保するための収支計算の繰り返し)」と「忍耐力(忍耐力)」が必要です。

まだ見ぬ(見ない振りをする用意はできてる)3つ目

さて、これから工事が始まります。オープンは2020年の7月中旬から下旬!

昨年分の確定申告、銀行との融資交渉が控えていますが、最後の山は最後の最後で待ち構えています。

1号店ではそんな山の存在を知ることなく工事着工と同時に予約受付を開始しましたが、今回はもう少し様子をみようと思います。

1号店で3つ目の山を登り切るために必要だったもの、それは;

到着しちゃったゲストを笑顔で迎える 毛で覆われた心臓

たとえ工事が終わっていなくても ね。

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