コロナショックとゲストハウス経営 – こんな時だからこそできること

宿

絶賛コロナショック中の観光産業。特にインバウンドにフォーカスし、ドミトリー販売が主となっていたcup of teaの昨年同月比を見てみると3月は65%減で、4月はもっと・・・。

こんな時は静かに時が過ぎるのを待と〜なんて最近まではぼんやり外を眺めておりましたが、EU、遂には東京の状況が悪化するにつれ、流石にまずいと(気付くのが遅いっ!)。

最近は心折れないよう耐えながらも、今だからこそできることに少しずつ着手しています。

足元を見直す・強化する

国内旅行市場への販売強化

1号店はこれまでインバウンドにターゲットを置いて、国内旅行マーケットがおざなりになっていました。



3月の窮地を救ってくれたのが日本人。これまで無視してごめんなさい。
いくらインバウンドが盛り上がりを見せたところで、国内旅行市場はその4-5倍。この意識が弱かったのは完全に経営者の驕りでした。

なんとかGW前に国内の販売チャネルへの登録を済ませ、日本人ゲストに少しでも滞在してもらうため、とりあえず楽天トラベル、yahooトラベルへの登録申請を行います(じゃらんはファックスがないとダメって言うから取り敢えずスキップ)。後は北米ではair bnbをも凌ぐと噂のVrbo(旧称Homeaway)にも2号店を意識して取り敢えず登録の練習を。

今使っている予約管理システムのBeds24は国内最大手(?)のねっぱんとの連携がなされているので、日系OTAを使っても予約は引き続きBeds24での一元管理が可能です。毎月のシステム運用コストが倍になりますが、そこをケチってた結果がこの惨劇。結果は真摯に受け止めて、国内旅行市場へも積極的にアプローチをかけていきます。

在庫管理の見直し

これまでドミトリー2部屋、個室3部屋として販売していましたが、在庫(部屋)の売り出し方をちょっとだけ変えます。ドミトリーは2部屋じゃなくて、ドミトリーとして販売し、状況によってはコンパクトな個室としても販売できるように変更します。

この変更によって①状況に応じた部屋の販売方法・ベッドアサインの切り替えと②値付け設定等の運用コストの低減と③結果的には顧客満足度の向上を目指します。

1号店のターゲット顧客
低予算の1人旅行者・カップル
3人旅行で個室は欲しいけどプライバシーよりもお値段重視

2号店のターゲット顧客
3人以上でお値段よりプライバシー・快適性重視のグループ・家族

1号店だけの在庫の見直しですが、長期的に1号店、夏に開業する2号店、その後に予定する拡張計画を意識して、自社同士で競合にならないようにゲスト属性に応じた宿のすみわけをこの機会に行なっていきます。

普段手の届かない箇所の掃除

ここぞとばかりに普段できない箇所の掃除もせっかくだからしようかなと。

投機期間中に暖房温度30度に設定されて続けた結果、最近は唸るように動作するエアコンのフィルタ掃除だったり、なんとか2年頑張ってくれてるマットレスのお手入れだったり。

冬も終わって春になるし、そろそろ衣替えでもしようかな。

次なる一手の確度を上げる

1号店開業前は銭湯の手伝いをしながら経験のないゲストハウス開業に向けて必死に動き回っていました。その経験があるとはいえ、予算額も規模も2.5倍の2号店でも第3の波も含めててんやわんやが見えています。

いくら1号店が暇とはいえ、2号店の準備を同時進行するのはしんどいな〜なんて思ってましたが、これほどまでに暇だと2号店のクオリティを上げることに心血注げますね!

1号店の時は考えもしなかったメディアへの露出、instagram等のSNSを通した情報配信、開業をスムーズに迎えるためのオペレーション設計、etc. 1号店は暇ですが意外とやることが多いものです。

そしてこのタイミングで銀行との融資交渉。。(余裕綽々だった1月頃のうちに済ませておけば四方・・)。
2号店開業資金として見越してた1号店の売上も今や充てられるお金はほぼ0と化してるので、借入金に運転資金も織り交ぜて交渉を進める予定です。

いやはや・・。

未来に向けて種をまく

僕の感覚だとコロナショックはどんなに楽観視しても2020年内は続きます。東京オリンピックが1年延期と発表されましたが、インバウンドの客足が戻ってきたな〜と実感できるのはそのオリンピックが終わって、日本の安全性が確認されてからでしょう。

でも、いつかは戻ってきます。戻ってきますよねっ!?

その時目掛けて引き続き新規事業の種をあちらこちらにまき続けます。

日に日に資金繰りが苦しくなるし、予約表を見ては落ち込んではいますが、宿運営がゴールじゃないので、こんなところで躓いてる場合じゃありません。

遠い先のゴールをブラさず今できる一手を打って、這いつくばってでも前に進んでいきたいと思います。多分。

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