令和時代があけましておめでとうございます。
本日は家業である銭湯について書いてみます。
銭湯は斜陽産業である?
銭湯は時代に追いつかれた 1周遅れで
否
時代が銭湯に追いついた 1周まわって
最盛期に27軒の銭湯が高山市内にあったそうですが、今は3軒。
そのうち後継者がいるのは我家(僕)だけ。
戦後、国民の衛生面を保障するために銭湯確保法なんていう法律まで制定して保護されてきた産業ですが、経済発展に伴い入浴という手段を提供する、その必要性は下がってはいます。
ぱっとみ、”斜陽産業”ですよね。
では この2つのエピソードからみえる銭湯の可能性はどうでしょう。
銭湯の可能性
合コンの反省会は銭湯で
2017年のある金曜の夜、東京でニート生活を謳歌していた僕は、近所の銭湯にて交互浴(熱風呂と水風呂を交互に楽しむ入浴方法)を続けながら働く妻の帰りを待っていた。
22時くらいに入ってきたのは若者3人組。
A君:「あの子は”いけた”」
B君:「あの子はお前が”いけ”」
C君:「うん 俺 ”いく!”」
誰が・どこで・誰と・何をするための会話なのか、僕には見当がつきませんでしたが、彼らは銭湯で合コンの反省会・次に繋げるための作戦会議をしていた。
銭湯は生きがい
まだニートだったが宿の準備も兼ねて帰省していたある日、番台に座っていると、僕の記憶ある限り(約30年)ほぼ毎日・決まった時間に来店する女性が僕に一言。そして、別の常連さんにも一言。
「私の生き甲斐を継いでくれてありがとう」
「今日もあんた生きてたわねっ!」
全ての人に開かれたサードプレイス
こりゃ もらったな と。
銭湯 熱いな と。
確かに銭湯をお風呂に入る手段として捉えている限りは、斜陽産業でしょう。
一方で全世代を横断し、全ての人に開かれたサードプレイスとなり得る場と捉えると、それはそれは大きな可能性が見えてきます。
とりあえず一つ目のエピソードにはまるターゲットを狙うべく、ライバルを飛騨地方に1軒だけ存在するスターバックスコーヒ●/マクドナル●に、二つ目のエピソードのライバルを集会所、路上、回覧板等々にしよう。
AI・ロボットに代替されず、iphoneすらも置き去りにして、リアルなコミュニケーションを生み出す場、それが銭湯。
1人でじっくりと湯を浴み、一日の疲れを綺麗さっぱり洗い流すことで、明日へと繋げてくれる場、それも銭湯。
全ての人に開かれたサードプレイス
そんな場をあっついお湯でつくってみようではありませんか。
いやはや銭湯は熱い。
以下に続きます。
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