銭湯が熱い理由 – 其の弐 –

銭湯

銭湯とゲストハウスの組み合わせ

Uターンすると決め、銭湯の可能性を確信した上で家業を継ぐと決め、でもそれだけではつまらない。はて、何しよ?と考えた時に選んだのがゲストハウスでした。

ゲストハウスは素泊まりが基本。必要最低限のサービスで安価に寝床を提供しながらも、スタッフ・他ゲスト・地域住民との交流を通じて滞在を楽しんでもらうことに重点を置いた宿が多いです。設備を最低限に留める故、水廻りも共有のシャワーブース・トイレが基本となるのですが、運営側の視点では、宿から銭湯へ送客することで得られるメリットはこんなにも;

宿から銭湯へ送客するメリット

①単価UP!
単価2,000円〜3,000円の宿にとって、銭湯の入浴料というのは非常に大きな単価アップ要因(約20%!)となります。しかも予約サイトへのコミッションは0!

②水道光熱費DOWN!
宿での水道代浮くし(銭湯は井戸水を利用しているので、そちらの方が割安)、水を温める灯油の節約も可能

③混雑DOWN!→顧客満足度DOWN回避!!
宿のシャワーブースは2つしかないので、銭湯に送客しなければ、混雑によって顧客満足度が下がるリスクが大きくなります。これを回避するためには、可能な限り銭湯へ送客するが吉。

④顧客満足度UP!
地元の方々に囲まれ素っ裸でお風呂に入るなんてクレイジーな体験は外国人に刺さるに違いない・・

これだけメリットがあるんだ、間違いない!っていうのは、こちらの都合。
では、外国人は銭湯に対してどう思っているのでしょう?

訪日外国人にとっての入浴体験とは?

以下、観光庁が出してる訪日外国人消費動向調査から;

Q. 訪日前に期待していたことは?
「日本食を食べること」(68.3%)→そりゃそうだ
「ショッピング」(53.4%)→爆買いほどの勢いはなくてもね
「自然・景勝地観光」 (45.4%)→うんうん
「温泉・入浴」(26.5%)→きたっ!

Q. 今回の日本滞在中にしたことは?
「日本食を食べること」(95.8%)→そりゃそうだ
「ショッピング」(85.1%)→そりゃそうだ
「繁華街の街歩き」(74.4%)→大都会をね
「自然・景勝地観光」(65.5%)→高山優位
「日本の酒を飲むこと」(45.2%)→SAKE
「温泉・入浴」(33.9%)ほらきたっ!

Q. 次回日本を訪れた時にしたいことは?
「日本食を食べること」(55.4%)→95.8%からDOWN
「ショッピング」(43.2%)→85.1%からDOWN
「自然・景勝地観光」(42.9%)→65.1%からDOWN
「温泉・入浴」(41.2%)→今回体験した割合(33.9%)からUP!!!

訪日外国人消費動向調査(2018年度)

上記のアンケートを自分に都合よく解釈するとこんな感じになるのかな、と;

訪日前
”皆一同に裸になり、熱湯に身を委ねる文化が日本にはあるらしい・・なんだそれ・・” 

訪日中
ONSEN良い・・

訪日後
次も必ず試そう/日本を訪れる予定の友人・知人におすすめしよう!!

この宿と銭湯のシナジーを最大化させるため、どんどん送客して銭湯利用する人もそうでない人も満足度上げて、売上も上げて・・、いやぁ 銭湯は熱いわぁ・・

と思ってました。

銭湯は熱いシリーズ壱〜

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