外国人は救世主?
先日こんなセミナーに参加しました。
人材不足が叫ばれる中、外国人人材を活用しましょう!と。
どうせ如何わしいブローカーが中抜きするために行政にすり寄って地方の中小企業から搾取するためのセミナーだろうと思いつつ、今後の事業展開を考えると外国人も仲間に入れる可能性あるかなーということで、参加してきました。
簡単にまとめると;
- 優秀な人材は世界中で取り合いですよ
- 誰もが日本で働きたいなんて思ってるわけじゃないですよ
- 簡単な作業は外国人労働者にやらせれば良いなんて思ってるでしょ
- 実はそんなに安くないですよ
- 安易に外国人に飛びつく前に身の回りの人材を活用する方法を考えてみてはどうですか?
とても真っ当なセミナーで重要な気付きもありました。
疑ってごめんなさい。
ママさん・アクティブシニアは救世主?
活用しきれていない資源としては、ママさん・シニアがあげられ、cup of teaでもママさん達と新しい働き方ができないか模索中です。それでも人材不足を解消するまでには至らないようで、セミナー中、こんなスライドが;
ママさんとシニアを足しても265万人。全然足らん。しかも外国人だけだとたったの81万人かいな。
あぁ・・ 644万人の不足なんてどうやって穴埋めしたら・・
と
とんでもない数字を突きつけられ絶望に打ちひしがれるかと思いきや、僕は思った。
なんだ 10%生産性上げれば良いのか
やはり屋号はpiece of cakeに直そうかと思うくらいこの数字を見て安心してしまいました。
ITは救世主?そして もう一つの救世主は
このスライドによると生産性向上によって298万人分の不足を補えると。
やはり生産性向上です。
生産性向上もそうですが、僕はここにもう一つ人材不足を補える方法があるのではないかと思っています。
複業
宿やってるとアイドリングタイムが多いんです。
掃除が早く終わった時、チェックインまでの時間、ゲストが来ない時間
宿のオペレーションってシンプルだし、仕組化しちゃえば、時間は確実に空けられる。空いた時間に別の仕事ができる。実際、このブログもゲストがいない時間に書いてますし、cup of teaで一緒に働いてくれてる若者2人には安月給ということはおいて複業必須にしています。
これ、絶対地方の他の事業者も当てはまるはず。
1人がずっとフルタイムで働く必要のある仕事ってどこまであるのでしょうか?できることなら1人を本当に必要な業務0.5人月だけ任せて、人件費を半分に抑えたいと思う事業者は多いはず。だったら皆で人材をシェアしませんか?
人材不足って言われてても、①業務を見直し、無駄な業務をなくして、②価値を生まない反復作業は全てコンピューターで自動化して、③空いた時間で別の仕事をして、④足りない部分の特別なスキルを要する仕事はニッチ人材を皆でシェアして雇えば、10%の生産性向上なんてpiece of cake(ちょろい)と思ったわけであります。
ま、知らんけど。
コメント
[…] 地方の人手不足解消に有効な手段として複業の可能性があるなと。今回は実際にcup of teaで働いてくれている若者を例に、地方における複業の可能性を考えてみます。 […]