cup of tea ensemble(2号店)開業

宿

2021年1月15日、宿2号店となるcup of tea ensemble(カップオブティーアンサンブル)が開業します。

【プレスリリース】

cup of tea ensemble(カップオブティー アンサンブル)

いやぁ 長かった・・。本当に長かった・・。

物件探し始めて3年半、出会って2年と4ヶ月。
設計に1年4ヶ月をかけて
工事は結果として10ヶ月かかった。

紆余曲折あり過ぎましたが、お陰様でなんっっっとか開業です。


完全に燃え尽き症候群。
開業前、息も絶え絶えに乗り越えた第3の山・第4の山、第5、6、、第X・・。開業前の困難については書き足りないことだらけですが、ここは2号店の宣伝をば。

cup of tea ensembleは地場産業とのコラボレーションブランドです

BEFOREコロナでイケイケの頃、”観光”産業に従事する一部の住民とその他とで広がる温度差、”観光”が盛り上がる程に街の寿命が短くなる矛盾に違和感を覚えていた中で、2号店をつくる意味を考えました。

  1. 観光特需を、他の産業へ波及させること。
  2. 新たな資源に光を当てるきっかけになること。

自分1人の力では実現しないのは分かっていたので、2号店は地場産業とのコラボレーションを前提とし、名前にもensembleをつけて。さて、どんなコラボレーションを目指すか、どんな資源に光を当てたいか。

ことあるごとにこのブログで書き続けてきてたのは、2号店開業に向けたポジショントークだったことは否めませんが、それでも僕は「木」を中心に据えたまちづくりを実現したいなと。

木と共に自然(じねん)の精神のもとで持続可能なまちづくりを実現させるための拠点がこのcup of tea ensembleであり、開業までに積み重ねた経験がこれから目指すまちづくりの方向性をより確かなものへと変えてくれました。

cup of tea ensemble with 飛騨産業

今回パートナーとしてご支援頂いたのは地元を代表する企業の飛騨産業さん。

高山市民にとってキツツキマークの家具は身近な存在ではありましたが、偶然にも創業100周年を迎えた節目の年に、こんな形でensembleさせて頂けるなんて思ってもいなかった・・。
企画提案から1年半、僕らからわんさか出て来る無理難題をその寛大さ(ここは言い過ぎても言い足りない)と100年かけて培われた確かな技術で全て形にしてくださいました。

・高山市民にとって重要な意味を持つ陣屋前の立地
・創業100年の飛騨産業さんとのコラボレーション
・チームとして企画から取り組んだ2年間

もうお腹一杯。

折しも1月13日に岐阜県も緊急事態宣言対象の仲間入りを果たし、GOTOトラベル中断によって予約台帳が真っ白になったこのタイミングで新しい宿を開業させるなんて、まさにゼロからのスタート。
正気の沙汰とは思えませんが、できちゃったんだもの、後はcup of tea ensembleが観光客だけでなく、地元民にも長く愛される場所になるよう、日々磨き上げていくことくらいしか僕らにはできないのかなと。

ようやく一息ついた今、改めて今回のプロジェクトに関わって下さった全ての方々に感謝して、また明日から頑張ります。

みんな遊びに来てください。(ここ大事)

中村匠郎ニュースレター

滅多に送られてこないメールマガジンです。活動報告やイベントのお知らせ、ボランティアの募集などをひっそりと配信しています。

いつでも購読解除可能です。プライバシーポリシーはこちら。

宿

コメント